久しぶりに一気読みした本でした。
いやぁ・・・とにかくパワフルで、自分の軸を持った女性だと思います。
でもあまりにもアカデミックな素地とアバンギャルドなお母さまとダイナミックなご本人の性格行動力が合致した稀有なパターン過ぎて、
私の実生活に取り入れられることは・・・ない!と思いました。
参考にするとか何かを得るというより、すっごい経験をしてそれをすごいエネルギーで作品に変えている人、という見地で読むとめっちゃ面白くて、
自分の生温い育ちと生活を思うと、ヤマザキマリさんと目を合わせるのが恥ずかしいのですが、とにかくパワフル!さを感じる一冊でした。
私も気を付けなければ・・・と、常に思っているのですが、
何かうまくやったつもり、で生きても、どこかでつじつま合わせみたいなことが起きるのかな?と思います。 (私は30代でそれが起こりました・・・)
最近、既存の概念をブレイクスルーして、あくせくせずやりたくないことはやらずに生きようぜ!みたいな本、多いですが、
そういう生き方ができいてるのは、その本の著者で、本を買う側は旧態依然とした社会の枠の中で疲弊しつつ働いてる人という・・・。
資格のいらない小売業だと、そういうタイプをたくさん見たのですが、
結婚出産後、ずっと官公庁の臨時とか短期派遣の仕事をした後に、接客販売業にパートで入ってきた主婦の方は、概ね、仕事が捌けない人が多いです。
体や脳が鈍っているというのか、精神年齢が止まってる感じの人が多く、
よっぽどホワイト企業か、予算消化の臨職ぐらいでしか働けないと思います。
色々な事情があるにせよ、どんな仕事でも、こつこつ真摯に取り組んだ方がいいと思う、
のは古い考えというか、こういう考えでいたら、会社というか社会に搾取されちゃうのかな(涙)
私は今の職場が60歳で肩たたきに合うとのことなので、この先、年金支給が何才になるか考えたら不安しかないのですが、
65歳まで何とか働ける術を身につけなきゃなーと思っています。
やっと重い腰を上げて、取り組み始めたことがあるので、が、頑張ろう・・・。
40歳過ぎたし、無駄なプライドや見栄は捨てて、新規のことに飛び込んでみようと思います。