アラフォー女性のコスメと本と雑記

主に使っているコスメと読んだ本の紹介です。よろしくお願い致します。

読書で離婚を考えた 円城塔 田辺青蛙

 

作家夫婦であるお二人が、お互いがお薦めした本を読み、感想を述べる、という交換日記の変形バージョンな一冊。

 

全然、物騒な本ではなく、奥方である田辺氏がこのタイトルでいく、を、うーん・・・と思いながらも円城氏が受け入れたそうで、

 

ここからもお二人の関係性が浮かび上がる感じ。

 

口語体で読みやすいし、むしろ夫婦漫才というかすっごい相性のよい2人が出会い、結婚したというラブラブトークに近いです。

 

円城塔さんは、芥川賞受賞された時、会見を見て、

 

「(・・・かっこいい・・・。)」と思ったのですが、

自分のSF(と同じくらい海外文学も)に対する読解力と理解力の無さを分かっているので、読むに至らず。

 

 

 作家ご夫婦、要は同業者で頭を使う職業を生業としており、お互い読書好き、という共通点があっても、

 

・・・何故?とお互いが言い合い、思いあっている様がビンビンに感じられ、

 

相互理解というものがどれだけ難しいか、ということを教えられた気がします。

 

↓こちらに書きましたが私、以前、お見合いした時に、お相手が本を読まないということでお断りしたことがありまして・・・(震え)

babystep1111.hatenablog.com

 

円城氏って、ミディアムレアの肉を食べてる所を目撃したら、

 

「(・・・あれ牛肉?豚肉?鶏肉?・・・北海道ご出身だからラムとか・・・マトンとかいのししとか、かな。)」と要は、

 

人肉じゃないよね?と見ている者を不安にさせるような神経質そうな人なのに、至って器の広い神経質、というか、

 

文系喪女が妄想している理系本好き男性じゃん、と思いました。

 

奥方、自由奔放に生きて、パーティーで見染められて、東京と大阪で遠距離恋愛(?)で、入籍するまで2回しかったことなく、

 

結局、旦那側に大阪に来てもらうって。

 

・・・実は私、相手の居住地が遠くて生活に不便なくらい田舎であることで、ちょっと迷ってる件があるので、

 

この本、図書館で読んで面白かったのですが多分、借りたり、文庫版を書店で買ってじっくり読んだら、

 

 発狂するというか確実にやさぐれるので、家の中に持ち込まないほうがいい本だと感じて、初春。

 

すごいムカつくもん、西原理恵子とか野村さちよみたいな、こういうタイプの女性。言っちゃった!(^O^)/