わたしの幸せな結婚　四 - アラフォー女性のコスメと本と雑記

上記の本は購入したのですが、わたしの幸せな結婚　四はブックカフェでさらっと読みました。でもコーヒー代が400円くらいだから、買ってもよかったと思う（震え）

某ゾンのレビューは芳しくなかったし、私もえっ展開遅いなと思ったものの、

最近のティーンズ文庫では異例の大ヒットになったシリーズなので、

今回、でてくる新キャラに絡めて男尊女子の描写や、相手に嫉妬して自分で自分が大嫌いになるシーンなど、

著者が若い読者のために伝えたかったことが多かったのではないかと思いました。

私は元々、コバルト文庫をほとんど読んでないし、とにかく大人が子供に向けて書かれた本を毛嫌いする子供だったので、

おばさんになってほぼ初めてティーンズ文庫を読むことが増えたので思い込みかもしれませんが。

私もあるティーンズ文庫の1巻が大人びてて物憂げですごい好きだったけど、巻が進むにつれ、

著者の主義主張や知識を披露しているような話と展開になって残念だったので、

今回の巻が何かまんじりとしない人が多いのも頷けなくないのですが。

コミカライズもされているので、気になる方はぜひ。

一巻の帯に書いてあったリードですが、「和風シンデレラストーリー」「これはひとりの少女が愛されて幸せになる物語」というTHE王道テイストな話です。

美しく能力もあるので、何かと誤解されがちな清霞（主人公の婚約者）や、虐待によるPSTDで自己肯定力ゼロの美世（主人公）の話も、

アラフォーになって色々な経験を経たせいか、あの時のあのシーンに当てはまるよなぁ・・・と思うことが多く、

少女マンガっぽいけど、感情移入できます（苦笑）

もう4巻なのであれなのよー、全部を一から説明すると長いし、肝心な部分なんて伝わらんのよー。

とにかく、某ゾンのレビューは辛口か、恐怖を感じるそれが多いのが特徴つっちゃ特徴だけど、

私は結構、ウルウルすることが多くて結構、お気に入りの巻です。

ブックカフェで読んだけど、そこのコーヒー、あんまり好きじゃないので☆逆にもったいないよねぇ・・・恥ずかしい・・・今度、買おうと思います。

ある程度、結末の構想はできているのか分かりませんが、風呂敷広げて畳めない的な展開にならないで、

5巻、もしくは6巻辺りですぱっと大団円を迎えて幸せになって、表題通り、幸せな結婚　になって欲しいです。

異能(超能力）を持つ人達がでてくる話なのですが、これもこの本のお陰で結構、まぁこんな話もありだろう、という気持ちで読めたので、余計に面白味が増しました、感謝。