先日、図書館でライトノベル寄りの本を複数冊、借りた中の1冊です。
中学生の時の同級生からの「何か気持ち悪いよね」の一言がきっかけで10年、ひきこもりになってしまった主人公が、
親が依頼した、端的に言えばひきこもりを家から出すプロ集団によって、自室のドア、自宅のドアを開ける物語です。
そもそも、なんでラノベを借りたかというとさくっと読めるからなのですが、
この本もファンタジーだなぁと思う部分もあれど、
登場人物の内面や優しい部分が、的確に難しくない言葉で短い文章で表現されています。
(それがラノベ作家さんのすごさだと思っている)
他を上げてこの本をあげるのは失礼だけど、
最近のすごい経験をした人にインタビューして語らせてそれだけ、でこちらに丸投げwのテレビ番組やYouTube動画より、
心に訴えかけてくるものがあるし、昔の自分や今の自分、これからの自分か周りの人達に対して思いを馳せることができました。
ひきこもりの人が物欲がなくなっていく過程、そして本来なら物欲に向くはずのパワーが、今の状況を続けることに使われてしまう怖さ。
生きるということはシンプルに生きたい、という気持ちであって、それは割と物欲からお金を稼ぐことに繋がっている、
というのは、何か消費社会あかんやん?もっとエコに生きな!って言われがちな昨今、じゃあエコに生きるってなんだよ!と思っている私に刺さりましたw
というか、上記のような動画を見ないようにしたいのと、
あと最近、簡易的な日記をつけるようになった感じたのですが、本当、めちゃくちゃy集中力が落ちているな、と愕然としまして。
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この本に「本を読むのが好きだったのに、集中力が必要な部分がくると、本を脇に置いてしまう。そんな経験がある人は少なくないはずだ」
みたいなことが書かれてたけど、まさにそれだし、
日記、本当に簡易的な5行ぐらいの日記を書こうとしても、気が散ってスマフォを触っている自分に驚きまして。
更に先日ですが、ふらっと借りたラノベを一気読みしたら、爽快感あったし、ダラダラ動画見るより脳が軽い感覚がしました。
対象年齢時には全く興味がないジャンルだったけど、さくさくと読めていいなーと思いました。
なので蔵書検索でオレンジ文庫 メディアワーク文庫 でヒットした作品を複数冊借りたのですが、これから読むのが楽しみです。
向田邦子のエッセイ集、最初は良かったけど、昭和の父親の横暴さが読んでて気持ちが悪くなったし、
何かこんな体験が不倫に繋がったんじゃ・・・?と思うと余計に。
他人様のプライベートを覗くようで読もうと思わなかったけど、この本を先に読んだ方がエッセイも楽しめるかも。
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図書館にあったので予約しました。吉と出るか凶とでるか・・・。
一足先に読書の秋を満喫することになればいいなあ、今日も暑かった!!!