富士見L文庫、わたしの幸せな結婚がコミカライズから火がついて大当りしたので、二匹目のどじょう狙い?と発売当初は思っていたけど、
こちらはこちらで面白かったです。
元々、コバルト文庫を毛嫌いする子供だったしw、ゆえにラノベも嫌い、
上記のような作品はいや、妖てwwwと思う方だったけど、アラフォーになってラノベ読むようになりました(汗)
龍に恋うは、生贄になるために育てられたため、浮世離れ&
小さい頃から請われることには応えなければ、応えられないなら自分が悪い、その他の感情が欠落している珠が、
人と龍の間にできた子供、銀一と妖怪との物語です(おおざっぱ)
(1000年?とか生きてる設定で、イケメン&スパダリキャラですw)
文庫は1~3巻まででているけど、・・・思い出すと女性キャラがキャラだってて各々、自分の正義、を持ってて素敵ね。
特に2巻にでてくる華族令嬢、冴子と1巻からでずっぱりwの狂骨という妖(元遊女)が好きで、
珠のどうしようもない意思の無さを際立たせるためなのか、他の女性キャラが元気なのかも。
生贄、は極端にせよ、今の世の中でも何らかの事情で子供らしい子供時代が送れなかった、今現在、送れない子供がいると思うと( ;∀;)がでるし、
この本は明治辺りの時代背景を思わせますが、女性がひとりでは生きていけない時代、
今は当時より選択肢は増え、自分の人生は自分で選べるようになったものの、
社会の構造、仕組みとしては生きて生き辛くなっていることを思うと、
現代に置き換えて読み進められることができるのは、作家さんの力量による賜物だと思います。
読者としては5巻くらいで、諸々の問題wが解決して、珠と銀一が結ばれてハッピーエンドを望むけど、どうなるじゃろ?
図書館で1巻を読んで、2と3は書店で買ったのですが、続きも買おうと思います。
あと春夏に向けてファッション雑誌を買いたいけど、お金だしていいと思えるものがない・・・。
GINZAのファッションだけ集めたムック本がいいかなと思ったけど、これも定価で買うには厳しいなと思っていたら、
ブックオフオンラインで500円だったので買おうか迷っています。
流行というより普遍性のある内容だったけど、井上好井に通じる、感じ良くないファッショニスタ気取り感もあって(小声)
SNS、動画、キュレーションサイト等々に圧されて、雑誌の休刊廃刊が続いてるけど(悲しい)季節の変わり目にはちゃんと1冊読みたい昭和の女ですw