自分の見た目に興味のない父でしたが、
歳を取り、手や顔などの乾燥がひどくなったのか、私のスクワランオイルや乳液等々をシェア(?)しています。
ずっと事務畑で働いていた父ですが、定年後、体を使う仕事に就いたら、
手がバサバサになるし、寒い部屋で作業するので肌も乾燥して痛いそうで。
その仕事に再々就職する時、「本当にその仕事でいいんですか?」と随分、周りの人達に聞かれたそうなのですが、
特に気にせず、採用してもらえるなら働く、と言っていたけど、
定年も明確になく、体が動くうちは働けるそうで正解だったんだなと見ていて思います(汗)
大変なこともあるようなのですが、何か父の人生って、無欲の勝利が多い・・・。
ばりばりに話が脱線していくのですが、父は元職場のゴルフの幹事を長くやっているのですが、なかなか大変っぽいです。
結果的にうまく押し付けられて、早く他の人に引き継ぎたいそうですが、大変なの分かってるから誰もやりたがらないらしい(汗)
母も、がまん強くて変に俯瞰力があるせいで、めちゃくちゃ職場でいいように使われることがすごく多くて、
人相手の仕事をしていから、8時ー17時ではい終わり!と終われない仕事だと分かっているけど、不条理じゃね?と思います。
私、ここぞという時にめちゃくちゃ強運なのですが、
両親がこうやって大変な役割で運を貯めて、それを私に分けてくれてるのか・・・?と思ったり思わなかったり(脂汗)
ぶっとんだ文言も多いこの本。
極論じゃ?と思うのですが、先生として生徒を預かる責任として、修学旅行の時に神社に参拝して、不条理な目にあっても厄落としだったと思って、
とにかく全力で運を貯めるような言動を心がけてきた的な一文がありました。
何か自分のここぞの強運を自分のひきの強さだと勘違いせずに、両親とか先祖に感謝した方がいいような気がして。
え?何の話でしたっけ?
そうですね、父とコスメを共有する日が来るとは思っていなかったのですが、
乳液をごしごし音がするんじゃないか(汗)というくらいに擦りこむ父に怒ってしまったのですが、
こうやって父や母の身体能力が落ちてきて、介護が始まるんだなと改めて思いました。
両親とも、なるべく楽しく長生きして欲しいのですが、私にできることって何だ?と迷宮入りしてしまいがちで、
何か毎朝、お仏壇にお水とコーヒーを備える様になったけど、もう一声、何かした方がいいような気がする。
玄関の掃き掃除とかを、そのルーティーンに加えようかなと思っています。