図書館で借りた本だったのですが、思わぬヒット作でした。
最近、小説×になろう!的なもの出身の作家さんがすごい多いですが、
1作目は面白いけど、3作目ぐらいでグダグダになるのは、1作目ははっきり言えばパクリ元があるかららしいです。
私も割りとそれを感じることがあるというか、3作目ぐらいからどの作家さんも
「この人、ちゃんとお勤めしたことあるんだろうか?お勤めをすると働くって意味が違うのかも(震え)」と思わせるような、
リアリティゼロなディテールや話の流れを平気で書く人が多い印象です。
この作家さんは電撃小説大賞の銀賞を受賞したことがデビューのきっかけだったそうですが、
電撃作品、読んだことないけど、ラノベの老舗だということは知っています。
小説×になろうからデビューする人達とは、自肩の強さが違うというか、
ストーリーに無理も齟齬もなく、男性が書いた小説だと言われなければ気づかないかも。
息子くんがクックルンでやってたチョコクロ食べたいと言うので材料買ったら妻さんに板チョコ食べられてしまい代わりにバナナ巻いたらべちゃっとして不評でした
というツイートがあったので、男性か・・・そして、兼業作家さんなんだ。
ちなみに、この本が近所の図書館にあるか調べていた時に偶然、検索にでた本でした。
書店で買うか、某オフ中古を待つか、めっちゃくちゃ微妙なラインの本です(汗)
先日、本を買い渋って、ジャンクフード食べてると気づいた時から、欲しいと思った本は買うようになったのですが、
それでも買うか中古か図書館か、微妙なボーダーラインにいる本があります。
いくつか図書館で借りた森博嗣のエッセイ本は面白かったのですが、定価で買うとなると何か嫌・・・って思うんですよね(汗)
親の見取りに関することが書いてあったので、早めに読んだ方がいいかなと思っていたけど、
やっぱりこの本を書店で買って森博嗣に印税が入るのがが嫌、というか違う!と思いました。
色々、ディスったこと書いたけど、フルーツパーラーにはない果物の読後感が非常にいいのでもうやめるー。
大手の会社に勤める同期の女性4人の
二十代後半の彼女たちが出会った、人生を変えるかもしれない恋愛と友情を描く連作短編集(裏表紙のリードから抜粋)
です。
20代後半特有の、若さと思慮深さが入り混じった感じが巧みに表現されていて、すごい・・・と思いました。
アラフォーの独身女性が何度も読み返すことはないような気がしたものの、買う!と調べたら絶版!取り寄せもできんらしい。
先日、SNSで見た《地方の書店は売れ筋の本しかないけど、東京の本屋の品揃えは圧倒的》というコメントを思い出しました。
紀伊国屋とか他店から取り寄せてもらうことできるのかなー。
この本も面白いらしいので、読みたいです。こちらは買えるようなので、貢ぐか。