逃げ恥にインスパイアされた(であろう)契約結婚物語って、ライトノベルに未だに溢れているように思うのですが、これもその一派(?)じゃないかな。
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マンガ家になるという夢がある25歳女子と、
頻繁にお見合いを持ち込まれて、まだ結婚する気がないゆえに困っている茶道の時期家元が、
1年契約で婚約者のふりをする、という内容です。
さららーって読んでもうあんまり内容覚えてないやw
最初こそ、契約だったけど、お互いがお互いのよい所を知っていく感じがよかった(けど、それからじゃん、嫌な所も目に付くようになるの)
レビューで『京都人ならではの、裏のあるセリフや言い回しがリアルだった』というものが多く、何か震えあがっちゃった(震え)
集英社オレンジ文庫・富士見L文庫・メディアワークス文庫・ポプラピュアフル文庫辺りがラノベ文庫レーベルの有名どころだと思うけど、
とにかく京都が舞台の作品、めっちゃ多し。陰陽師とか狐wとかも多いけど。
これも京都。
こちらは京都烏丸にある焼き菓子店を舞台にした短編集。
京都に詳しい方だと、このお店はここ、あの辺りがモチーフかな・・・と分かるそうです。
こちらは比較的、ビターで現実味がある、というより、表紙のかわゆさとはイメージの違う重さのあるお話しでした。
登場人物の心のひだを繊細に書く作家さんじゃな・・・。次回作も楽しみ。
これもラノベにありがちな、職(ジュエリー店勤務)を失い彼氏に振られ、やけ酒を飲んでいたら隣の客が宝石商、という入りなのですが、
全体的にちょっと雑過ぎると思った。
ファンタジー系でデビューした作家さんが、現代というか生身の今を生きる人間を書くと弱いというか、悪い意味で現実離れしている典型な物語かな。
齟齬が多すぎて、図書館で借りた身ですがこれで704円は高いと思う(プチ怒り)
偶然、というか、図書館の蔵書検索で富士見L文庫 で調べて予約したのですが、同じレーベルで同じくらいの値段なのに、満足度が全然違いました。
だらだらとYouTubeを見る時間を減らしたい、けど、集中力が低下しているゆえ、読書もままならないので、まずはライトノベル寄りを・・・と思ってがつがつ読んでるけど、
こうばばっと読み取ばすように読むなら、もっと別のことした方がいいかな、と思ったり思わなかったり。
もう少し、自分の人生と向き合わねば(?)