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図書館本で借りたのですが、はちゃめちゃに苦労した仕事人2人のお話でした。
よい話だと聞いていたけど、本当に良本!
すっぴんパウダーの製造元 クラブコスメチックスの創業者がモデルだそうで、
戦前戦後の時代背景や、当時の神戸の華やかさが分かりました。
本当、自分の言動というか自分の意思や原因ではない、預かり知らない部分、
生まれや育ち、家族の縁で苦労する2人のシーンがリアルで、
こんな辛い環境の2人が頑張っているのだから!とは思えず、一緒にぐったりとなりました(汗)
そして、2人に比べるとしょぼいけど、私も職場で忸怩たる思いで働いているせいか、
読み返そうとは思えないのが、アラフィフに片足つっこんで気が弱くなったなと思います。
途中の「もう、わたし、お座敷にでとうない」のシーンは大号泣した。
最後は爽やかな終わり方で、朝ドラに向いている、と言いたいけど、
最近の朝ドラって質の悪さを感じるので、この本を読んで情景を思い浮かべたりじんわり感じ入る方がいいのかもしれません(汗)
そして今日、職場でちょっとここで働くのは無理だな、と臨界越えすることがあったのすが、
転職できるまでフン!とすかして&すまして働こうと思っています。
先日、ハロワに登録して手ごたえゼロだったのですが(号泣)それでも思い悩むより、淡々といていたほうが運が上向きになるのでね。
できれば半年以内にいい職場に巡り合いたいです。
私がお給金詐欺にならない程度に働けて、ピアスというか服装自由の職場がいいですw