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先日、ブックカフェで一気読みしたのですが、
色々な沼にはまった人達を取材したインタビュー形式の文章で、
読みやすくて、なかなかパンチ効いてて面白かったです。
結構、ベタと言えばベタな生い立ち+沼の組み合わせなのですが、
インタビューを受けた人達の内省に近い自己分析や、著者の見解がピリッとした文章で響きました。
買おうと思ったのですが今、積読本やたくさんあるのと、
この本にでてくる俳優沼、整形沼、ホスト沼にはまった人達と、自分の生い立ちや心の機微が結構、似通った所があったので、
買って家で読んで反芻したら心身ともにノックダウンされるような気がして。
著者の方が、ざっくり言えばいい沼と悪い沼があり、
例えば不倫を続ける25歳女性が語彙力が乏しく、悪い意味で10代に見える的なことをあとがきで書いてあったような(震え)
職場のバイトさんが「やばい」「ムカつく」「何かぁトントントン(パンパンパン)ってぇ~」をやたら多用して、
アラサーになり異様さを纏い始めたので、その語彙力の無さの恐怖がリアルに想像できました。
最近、新天地開闢集団ジグザグが武道館公演を行い、
オバンギャババンギャ(年齢を重ねたV系バンド好き)がヴィジュアル系に出戻ってきているらしく、(鮭の溯上のようw)
V系シーンが絶妙に活気づいてるっぽいです。
年末にV系って知ってる?と銘打たれたイベントが武道館ソールドアウトしたのですが、
オーガナイザーの彼の『再興ではなく最高と最幸を届けます!』的ツイートで、個人的には萎えましたw
元々、イベントの宣伝方法や出演するバンドマンのツイートのやりとりとか見てると、
文化祭のようで洗練さがなく、
若い世代が頑張っているのを斜に構えて見たくないけど、
私が好きだったシーンは大昔のことなんだな・・・としんみりしてしまった。
20年くらいwかっこいい曲というか、
自分の好きを明確にしてくれるような楽曲を誰かが提供してくれるかもしれない、とヴィジュアルシーンに淡い期待を持ち続けていたけど、
無理っぽいです。そろそろアラフィフだものぉ~仕方がないわよねぇ~
年末年始の読書にお薦め。
そしてやっぱりバンドマンに対する思慕wって、場合によってはいい沼になることもあれど、
基本的にお金と時間を持っていかれるやつ、そして歳を取る度に粘度があがるやつなので、
来年はピラティスに通う&着付けを習うが2本柱、あっ更に本を読むことを3本柱に過ごすことを意識しようと思いました(震え)
5巻で完結したそうで、タブレットデビューしたら、全巻買います\(^_^)/
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