図書館にあったので借りたのですが本当、適度に労せずモテてきた山添氏の意見も、
容姿カーストで嫌な目にあって悩み抜いたケイちゃんの意見も両方、身に沁みました。
この本に書いてある ダメな例 をほぼほぼ網羅している私はどんよりしながら読み進めましたが、
とにかく、今の私にできることは、無駄な自信を捨てることと、
モテてる子やかわいい子、人生いい感じで生きてる人達を妬むことを極力、少なくすることだなと思いました。
・・・この本にも書いてあるし、私も実際に職場と家の往復で出会いなんてある訳ないんだから、ちゃんと自分の意思で動くべきだと思うのですが、
私はもうガッツがどうしても沸いてきません。
30代後半は諦められない自分がみっともなくてめちゃくちゃ嫌だったのですが、
40歳になったら、独身を貫くであろう自分に舵取りが切れたので、当時より楽です。
私は34歳ぐらいの時に結婚相談所に登録したものの、誰とも会えずに1年間終了しました。
主に32歳以下の女性を希望するので、男性側の検索にひっかからないとのこと。
そして登録後、会社が色々あって、退職することになったことも、こちらから積極的に活動できなかった大きな理由ですが、
それ以上に、年齢で足切られる現実を目の当たりにし、そのうえ、こんな女が何しても無駄だし傷つくことが容易に想像できて、逃げました。
私ってそこそこカワイくない?って自分ではそう思ってる内向的な自信を抱えてるの。
ー中略ー
さらに”どうせ私なんか”っていう卑屈なところも持ってるんだけど、
ステキな相手と出会えるんだっていう変な自信だけは揺るがないっていうかなり複雑な思考の持ち主なんだよね。
・・・耳が痛い(二回目)
私、今までの人生を振り返ってみて、全くまともじゃないというか普通じゃないんですよね。
高校卒業後、正社員で入った会社半年で辞めて、20代ほぼフリーターで、
友達もいなくて、何て言えばいいんだろう?遊んでる写真が全くないんです。
そしてすごい太ってたし、それなのに攻撃的で卑屈、という目も当てられないタイプでした。
結果的に30歳頃、うつ病になり通院しましたが(滝汗)
ちょっと極論ですが、私の居住地、車は1人1台がデフォなのに、車の運転が怖い、という理由でペーパードライバーです。
ほとんどの人が一人で車道を走るの怖かった、けど、できないと不便だから、ということを避けて生きてきたし。
何か今更、普通の人と同じように普通の男性と結婚したいって調子いいよな・・・と35歳の頃、痛感しました。
え?何の話でしたっけ?
そう、そんな人間ですが、それでも上記の本を読んで、
無駄な自信を捨てる
シンデレラ願望も捨てる
容姿の整った女性、自分が歩みたかったような人生を送ってる女性に対する敵対心を捨てる
・・・断捨離ですね。
そのうえで、さらにそんな私ですが、こういう特技があります、とか、健康です、とか、プチオプションを身につけていけば、
死ぬ時、「まぁ私の人生こんなもんかな?」と思って死ねるかなーと思います。
決して暗い気持から言ってることじゃないのですが、そうよね・・・
それ、目標にしよう。