とっておきのおやつ　アンソロジー　 - アラフォー女性のコスメと本と雑記

以前、表紙がかわいくて記憶に残っていたのですが、図書館で見つけまして。

多分、30代前半だったら、ぱらっと中を確認して、幼っぽさに読まなかったと思うのですが、

40歳過ぎると甘酸っぱさを本から補給したい気分になったのか、借りて読みました。

5話オムニバスで全部、かわいらしくちゃんとビターな部分も感じられる良作でしたが、

若い頃だったらけなしたであろう、

初恋の人を思い続けて、たい焼き屋さんを開いた話が一番記憶に残りました（汗）

ディテールがマンガみたいで、昔の私だったら嫌いだったと思うのですが・・・。

私、コミックをほとんど読まないのは、主人公に都合のよい展開過ぎる内容が多いからだと思うのですが、

最近、私と同世代の作家さんの本が、漫画チックなものが多いなと思いました。

偶然、駆け込んだお店が店主のこだわりの何かのお店で、そこで癒されて仕事もうまくいって恋人もできるって、

懐かしのニッペンの美子ちゃん的過ぎる。

正直、もう文学を噛み砕く歯も消化する胃液もヨワヨワなのですが、だからってマンガみたいな本はあまり好みじゃないと改めて感じました。

（広告代理店から物書きになった人の本って大概、肌に合わなかった）

骨太さを感じない骨太さが心地よい作品だったので、このお二方の作品に期待しています。

あとこの本も予約したので、読むの楽しみ。

オレンジ文庫とメディアワークス文庫って、若い人向けのレーベル（かつ、ラノベ読んでた大人向け）で、リアルとファンタジーの具合がアラフォーにちょうどいいのかも。

しかし最近、リアルに目がかすむようになってきて、何か対策を練らねば・・・。

あと元々、三つ編みにするとしめ縄のようになる毛量だったのですが、分け目が薄くなってきたの、気のせいじゃ・・・ない！！！

これも一体、ケアして何になるのーーーもう老けてもよくね？という思いもあるのですが、できることはしようと。

ちふれの養毛剤（！）、いいそうなので今度チェックしてみます。

40歳になること、なっても何の感慨もなかったのですが、なってみるといろいろとエグイな（震え）